日本球界では80年代から見られるように
日本のプロ野球では80年代に入ってから「アイブラック」を用いる選手がみられるようになった。ヤクルト、近鉄で活躍した元メジャーリーガー、チャーリー・マニエル氏が愛用していたことは、オールドファンならお分かりだろう。おそらく当時はシールタイプではなく、黒色のグリースまたは炭のようなものを目の下に塗っていたとみられ、193センチ、88キロの巨漢が目の下を黒く塗った姿は威圧感たっぷりだった。
日本のスポーツ用具メーカーで「アイブラック」を取り扱っている「久保田運動具店」(大阪市北区)は、「アイブラック アイパル」との商品名で製造販売している。黒色のシールタイプのもので、楕円形のものとブーメラン型の2つの種類があるという。J-CASTニュース編集部が2019年4月、同店の担当者に取材したところ、同商品は20年以上前から国内で販売されており、現在ではプロ野球のチームや、個人で購入する選手もいるという。