ユニクロ好調に市場も反応 ファストリ株価も「谷間」抜け出すか

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「暖冬」懸念で株価下落も...

   ファーストリテイリングの株価は2016年11月~12月の6万円台乗せ後、伸び悩んでいた。暖冬の影響でユニクロの業績が悪化するとの見方があったことが大きい。野村証券が12月25日付のリポートで、投資判断を3段階で最上位の「Buy(買い)」から真ん中の「Neutral(中立)」に格下げし、目標株価を7万3000円から5万8500円に引き下げたのに続き、SMBC日興証券や米系のジェフリーズ証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が相次いで1月に目標株価を引き下げたことも響いた。

   しかし、ふたを開けてみれば、1月の既存店売上高は前年同月比1.0%減と2カ月ぶりの減少となったものの、2月は3.0%増、3月は4.5%増となったことで暖冬の影響が限定的だったことが明らかになり、ムードが変わった。株式市場もこれを歓迎しているわけだ。

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