ソニー・ミュージックレーベルズの見解は?
NGTをめぐってはメンバーの山口真帆さんが1月、自宅に押しかけられた男2人から暴行被害を受けたことを涙ながらに告白したが、AKSのその後の対応が後手に回っている。3月の第三者委員会の調査報告には山口さん自身がツイッターで反論するなど食い違いが続き、真相解明には程遠い。
NGTは3月下旬に冠ラジオ番組が終了したほか、企業広告の出演契約が終了するなど露出が激減。PRサポーターを務めていた新潟県庁へ運営側が謝罪に行ったことも報じられた。グループ公式サイトによると、毎週1~5回程度行われていた「NGT48劇場」での公演も3月15日を最後に1か月近くストップしている。
グループの行く末が案じられる中、握手券の振替対応が打ち切られたことでツイッターでは、今後の活動を危ぶむ、ネガティブな憶測に拍車がかかった。
ここに来て返品対応に切り替えた理由について、ソニー・ミュージックレーベルズの握手会担当者は11日、J-CASTニュースの取材に「関西会場での握手会を開催できていません。また現状、次のCD発売や握手会開催が未定です。該当の握手券をお持ちのお客様をあまり待たせるのも申し訳ないので、返品対応することが決まりました」と話している。
NGTは4月11日、現行の「チーム制度」を取りやめると発表。「チームN III」「チームG」を解体し、新たに「1期生」「研究生」として再スタートを切るとしている。これに伴い21日、NGT48劇場で「N III」と「G」の千秋楽公演を開催する。