タレントの彦摩呂さん(52)が「余命3年!?」――2019年4月8日に放送された「名医のTHE太鼓判!春の芸能人余命宣告3時間SP」(TBS系)で、彦摩呂さんが医師から節制を強く勧められたことが視聴者の注目を集めている。
同番組は芸能人の生活習慣を調査し、そこから、その芸能人があと何年生きられるかを「診断」する医療バラエティー番組。この日の放送回に出演した彦摩呂さんだが、出演部分のVTRが始まるや否や、「身長169.6センチに対し、体重117.9キロ」「BMI(肥満指数)は40.98で高度肥満」(平均は22)などなど、おどろおどろしい文言が噴出。加え、心臓のCT画像による診断の結果、心臓の周囲に312ccの脂肪が付着していることが判明し、「脂肪が心臓の動きを制限している」「このままでは余命3年」「何と言っても減量」と、待ったなしの状況であることが言い渡された。
あまりの惨憺たる診断結果に、彦摩呂さんは「3年で死ぬの!?」「カウントダウンってこと!?」と仰天。「死刑判決」にも似た余命宣告を跳ね返すべく、VTR後半では彦摩呂さんが早速、医師の指導の下でダイエットに取り組む姿を特集。2週間で5.7キロの減量に成功したことが明かされた。
ダイエット成功は喜ばしいが、キャラが失われる!?
番組放送後、彦摩呂さんはブログを更新。「もう、20キロ落としたけど まだまだ頑張りまっせ?? リバウンドしない健康的な、ダイエットしています」と、番組内でのダイエット以降も順調に体重を落としていることを報告した。
彦摩呂さんはグルメ番組などで見せる恰幅の良い体格で知られるが、かつてはスリムな体で、アイドルとしても活躍した。番組中では28歳だった1995年には体重が58キロだったことも併せて放送されていた。ただ、2017年に「スッキリ!!」(日本テレビ系)に出演した際には、「さすがに太りすぎ」との声が視聴者から続々と出るなど、近年は体格が尋常ではないとする声が視聴者から相次いでいた。ゆえに、ダイエットを継続している姿に安堵した視聴者が多いであろうことは想像に難くない。
今後、彦摩呂さんがどこまで減量できるかは未知数だが、気になるのは「スリムになってグルメ番組の仕事は来るのか?」という点だ。恰幅の良さがなくなっては、グルメタレントとしての「見た目のキャッチーさ」は間違いなく落ちるわけで、それが原因で仕事量が減少してしまう可能性は否定できない。ただ、「余命3年」の状況を考えればダイエットをしない選択肢は存在しないのも事実。今後は「芸能人生命」と「本当の生命」がトレードオフにならないことを期待しつつ、ダイエットを継続するしかないだろう。