岐阜県は2019年4月9日、同県恵那市の養豚場において「豚コレラ」の陽性反応が14頭から検出されたと発表した。県内施設で感染が確認されたのは14か所目。これに伴い飼育されていた約4000頭の豚は殺処分される。
県は8日午前、養豚場から「高熱の豚が数頭、チアノーゼを呈する豚が3頭いる」と連絡を受けた。遺伝子検査(PCR検査)の結果14頭から陽性反応が出た。13日までに埋却と汚染物品処理、消毒を終える予定だ。
人体への影響に関して岐阜県公式ホームページ上には、食品安全委員会の見解として
「仮に豚コレラにかかった豚やいのししの肉等を食べても人体に影響はないとされており、正確な情報に基づいて冷静に対応していただくようお願いいたします。」
とコメントが掲載されている。