AKBしながら気象予報士合格! 妹が見ていた武藤十夢の「勉強法」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   AKB48の武藤十夢(むとう・とむ)さん(24)が気象予報士の国家試験に合格した。CS放送「ファミリー劇場」で2019年4月7日に放送された番組「AKB48 ネ申(ねもうす)テレビ」で明らかにした。気象予報士は平均合格率5.5%の難関として知られる。現役アイドルが合格するのは異例で、AKB48グループから合格するのは初めてだ。

   武藤さんは18年の選抜総選挙では7位にランクインするなど、グループの中でも人気メンバーだ。そんな多忙の中でいかにして勉強の時間を捻出したのか。合格発表後、十夢さん本人の動画配信や、妹でAKBでも後輩にあたる小麟(おりん)さん(18)のツイートで、その一端が明らかになった。

  • 気象予報士の国家試験に合格したAKB48の武藤十夢さん (C)東北新社
    気象予報士の国家試験に合格したAKB48の武藤十夢さん (C)東北新社
  • 気象予報士の国家試験に合格したAKB48の武藤十夢さん (C)東北新社

「マジで『主(ぬし)』のように自習の教室にいたし」

   武藤さんは成城学園中高を経て17年には成城大を卒業し、大学院に進学。AKB48グループのメンバーとしては異例のキャリアだが、それでも合格までの道のりは長かった。14年に番組の企画の一環として挑戦を始め、通算5年、8回目の受験にして合格をつかんだ。

   武藤さんは4月9日夜に動画配信サービス「SHOWROOM」で、約50分にわたって受験生活を振り返った。1日あたりの勉強時間に関する質問には、

「仕事が不定期だからそういうのは決まってない。マジでできない日は1日全部できなかったりするし...。でも、すき間の時間を見つけてやってたりもしてて...。週4で塾の自習室にこもったりしてましたね」
「特にこの半年、最後のラストスパートは、めちゃめちゃやりましたね。ほんとに。マジで『主(ぬし)』のように自習の教室にいたし」

などと猛勉強したことを明かした。特に、12月31日、1月1日、1月2日と連続して自習室にこもって追い込みをかけたという。なお、直近の気象予報士試験は、1月27日に行われた。

「要領よかったら、もっと早く合格してるから!」

   さらに、

「周りの人いなかったら、私絶対取れてないからね。『やめた!』って言ってると思う。だってね、しんどいんだもん!」

などとして、ファンや関係者に感謝した。「要領がいい」との声には、

「要領よかったら、もっと早く合格してるから!要領でいったら、小麟の方が全然いいよ!あいつは要領がいい」

と反論した。

   その小麟さんは4月7日、ホテルのシャワールームに書類と筆記用具が散らかっている写真と、電車で移動中に勉強している写真をつけて

「ある日のコンサートでこんなところに住処を作って勉強部屋にしていました」

   姉の勉強の様子を紹介。姉の合格を祝った。

「これからは朝起きて『Hey siri』で天気を聞くんじゃなくて隣の部屋をノックして聞こうと思います」

   武藤さんの受験生活に密着した「AKB48 ネ申テレビ」は、会員制サービス「ファミリー劇場CLUB」で4月9日から配信が始まっている。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

姉妹サイト