「究極の目標」は?
KADOKAWAの担当者は4月3日、J-CASTニュースの取材に今回の仕組みについて
「この先もユーザーの皆さまに創作活動を続けていただくために、どのようなサポートができるかを考えた時に、自然と選択肢として浮かんできました。常に執筆者と向き合い続けている出版社の運営するサイトとして、書籍ビジネスが構造変化を迫られている中、『書籍化』以外にもどういう価値を提供できるかを常に考え続けていくのがサイトの使命と捉えています」
と明かす。「小説を書くことを続けるための補助ができる取り組みにしたいと考えています」という。
その上で「カクヨム」の今後については、
「究極の目標は、小説に限らず、日記や論文など総合的な文章のプラットフォームとして、さまざまな文章をカクヨムに投稿して頂き、どんなにテーマが深くてピンポイントだとしても、求めている読み手がきちんとその作品と出会える場を目指しています」
と描いている将来像を明かした。
(J-CASTニュース編集部 青木正典)