「『あの』部分は、どうにかならないものか」とクラブ躊躇も、、、
一方、「トリニータイソウ」の総合プロデューサーで企画提案したapple ribbon代表の鈴木セリーナ氏も5日、自身が運営するウェブサイト「SerenadeTimes」で声明を発表した。作詞を依頼したお笑いタレント・あべこうじさんには「子供たちがゲラゲラ笑って喜ぶ『あのワード』を入れてほしい、とお願いしました」といい、その理由をこう明かす。
「というのも私は、あの国民的ヒットとなった『妖怪ウォッチ』の『ようかい体操第一』のヒットの裏側を制作サイドから見ていたので、大人が口々に『子供に歌わせたくない』という『あれ』が、これから大分トリニータサポーターになる子供たちの、今のキラーワードであることを知っていたからです」
18年秋ごろにクラブ側に歌詞を出すと、「『トリニータイソウ』の『あの』部分は、どうにかならないものか、という指摘が返ってきました」という。だが、「子供を含め全国民に知ってもらうためには、あのキラーワードはあった方が良い」と説明し、同年末ごろに歌詞が決定した。
公式発表直前にメディアを限定してPVを流したところ、「私の予想は的中し、当日には数名の子供たちはすでに、『その』部分だけは踊れるようになっていました」と好感触を得たという。公式発表後も「とても良かった」「子供がすごく喜んでいる」といった好意的なコメントが多数寄せられたことを明かした。批判的な意見も多いが、
「厳しいご指摘があることは承知の上で、世に送り出した作品です」
と批判を受け止める構えを見せている。