「子供達も大分トリニータを知るきっかけになるものとして制作する決断」
物議を醸す中、クラブを運営する大分フットボールクラブが4月3日、榎徹・代表取締役名義で公式サイト上に声明を発表した。「『トリニータイソウ』お披露目後に、YouTubeでも公開したところ、SNS等にて歌詞・振付に対するご意見・ご指摘を頂戴しており、当社の考えを改めて述べさせていただきます」として、
「当社としましては、『トリニータイソウ』は、ターゲットを子供達にフォーカスし、大分トリニータをまだ知らない子供達も大分トリニータを知るきっかけになるものとして制作する決断をした次第です。子供達が面白がるキーワードや、動物を取り入れた言葉遊びの部分も含めて、様々なご意見がある事を想定した中で決定したものであります」
と制作の意図を伝えた。2年前にイベント企画会社「apple ribbon」の提案を受け、協議を重ねてきたという。
その上でクラブは、
「頂戴しておりますご意見は真摯に受け止め、今後の企画に活かしてまいりたいと考えております。今後、子供たちが歌って踊れるものとして、大分トリニータとともに浸透していければ有難いと思っております」
と公式応援ソングとして継続する意思を示している。「引き続き、色々な事にチャレンジしていく所存ですので、ご理解・ご支援をお願い申し上げます」と結んでいる。
「子ども向け」であることを示したこの声明に対しても、ツイッター上では、
「子供だけ楽しめば良いのではなくて、全てのトリニータサポーターに納得してもらえるような物になって欲しかったです」
「そんな馬鹿にしてるような愛がない歌詞が例え子供達に流行ったとしてもサポーターは不快にしかなりませんよ」
と批判が止まない。