ものまね芸人のジーニー堤さん(33)が、お金を取って「夢の国」を案内するとスマホアプリ上で告知し、ツイッター上で非難される騒ぎになっている。
東京ディズニーリゾート(TDR)は、営利活動を制限しているが、ジーニーさんは、TDRのことではないと説明している。
TDR内では、「物品等の販売および陳列」は禁止
「夢の国をご案内します」。TDR内で撮られたとみられている様々なディズニー着ぐるみ姿の自らの写真を並べ、ジーニーさんがこうPRしている。
これは、空き時間でサービスを提供するアプリ「タイムバンク」に投稿されたジーニーさんの告知だ。
ジーニーさんは、ハリセンボン近藤春菜さん(36)のものまねのほか、ディズニー好きでも知られる。告知では、「過去1000回以上夢の国へ通うジーニー堤が、知る人ぞ知る話をしながら、パーク内をご案内します!」とうたった。「夢の国」の入場口で対面し、3時間ほど案内して2万6640円。本人を含め5人が同席できるとしている。
TDRは、公式サイト上のお願いで、「物品等の販売および陳列」を禁止するなど、営利活動を制限している。
ツイッター上では、2019年4月3日になって、ジーニーさんが許可を受けずに営利目的でTDR内を案内しようとしているのではないかとの指摘が書き込まれた。そして、「これは駄目なやつでしょ」「アウトでは」などと批判を浴び、まとめサイトなどでも取り上げられて炎上状態になっている。
これに対し、ジーニーさんは4日、「怖い怖い」のタイトルでブログを更新し、炎上元のツイートを示したうえで、「夢の国とはイコールでディズニーリゾートを表す言葉ではありません」と反論した。
TDRの方は、「夢と魔法の王国」の表記だと指摘し、「夢の国」には様々な場所があり、「パークは広い意味で公園や敷地を指す」とした。