「猥奴ショー」騒動の第2幕か――電気グルーヴの石野卓球氏VS「バイキング」(フジテレビ系)の構図がまた繰り返された。
石野氏は、番組内で氏に批判的なコメントがあったことを伝える記事をリツイートしたうえで、連投の中で「いまやTVじゃバカか老人しか誘導できないよ」とつぶやいた。これまでも「バイキング」内では、ピエール瀧被告をめぐるニュースに関連して、MCやコメンテーターらが、相方の石野氏の対応を問題視する意見を展開。石野氏が「猥奴ショー」と皮肉をとばすツイートしたこともあった。
東国原コメントに「だいじょうぶだあ」
2019年4月5日の「バイキング」では、ピエール瀧被告の4日の保釈ニュースを紹介した。当日に石野氏が「えー?死刑じゃないの?」などとツイートしたことを巡り、元衆院議員でタレントの東国原英夫氏は
「電気グルーヴを知らない方たちが見た時に『この人、社会人として大丈夫なのか』っていう目でみられるっていうことを自覚されているのかな、とちょっと心配」
と指摘。MCの俳優、坂上忍氏は
「自分が発することが瀧さんに対してマイナスに働くようなことって、やるべきじゃないわけじゃないですか」
と指摘した。
石野氏は5日午後、東国原氏の「大丈夫なのか」発言を報じたスポーツニッポン(スポニチAnnex)記事をリツイートし、
「だいじょうぶだあ」
と反応。さらに、数分間隔で2ツイートを連投し、
「バイキングでは電気グルーヴ=PUBLIC ENEMY No.1(意味において)あそこが騒ぐとこっちは焼け太る」
「いまやTVじゃバカか老人しか誘導できないよ」
と「逆襲」した。
石野氏と「バイキング」をめぐっては、これまでもバトルがあった。3月25日の放送内容について、出演者らのコメントが、石野氏も相方として謝罪すべきだといったトーンだったという記事に石野氏が反応し、「猥奴ショー」とツイート。3月28日には、電気グルーヴの楽曲のみを配信する特別企画を実施したライブストリーミングサイト「DOMMUNE(ドミューン)」について、「バイキング」出演陣が、「(ドミューンを)知らない」「ドミューンのPR」などと冷笑的に取り上げたこともあった。