ルノー調査の影響は...?
CNNは、
「ゴーン前会長の失脚と長引く拘束で国際的に自動車産業は衝撃を受け、日産とルノーの間の緊張関係が高まった。日本の刑事司法制度に対する疑問も提起された」
とした。
仏ルノーは、4月3日(現地時間)、ゴーン前会長の支出の一部に「疑わしく内密な慣行」によるものがあったとする調査結果を発表している。英BBCはこの点を念頭に、
「日産と三菱自動車はゴーン前会長の逮捕直後に会長職を解任したのに対し、ゴーン前会長がルノーの役職を辞任したのは1月のことだった。ルノーは当初は日産の主張を疑問視していたが、独自の内部調査を進めていた」
として、過去3回の逮捕とは性質が異なることを説明している。
(J-CASTニュース編集部 工藤博司)