女優の川口春奈さん(24)が2019年4月2日にインスタグラムを更新。自身が出演していたドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」(日本テレビ系)の打ち上げに参加した際のハプニングを明かした。
「個人的にも色々と考えさせられることも多くいろんな感情に振り回されたような3カ月間でした。いろんな想いがありすぎて打ち上げでは号泣してしまい、、お酒も一滴も飲んでいないのに泣いてしまうなんて大失態でした」
とインスタグラムで明かした川口さん。川口さんは同ドラマでは新人弁護士を熱演。冤罪に苦しむ登場人物のために奔走する姿には視聴者から喝采が送られた。
視聴率はまずまず、だが10%台には届かず
その「イノセンス 冤罪弁護士」だが、気になる視聴率の最高値は、最終回で記録した9.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)。初回に8.3%でスタートし、その後、一時は下げるも復調し、最高値でのフィニッシュとなった。
ただ、その視聴率については、同じく2019年1月期に同局系で放送された「家売るオンナの逆襲」(最終回の視聴率は12.6%)や、「3年A組 今から皆さんは、人質です」(最終回の視聴率は15.4%)が10%以上の値を次々とたたき出していた点を考えると、やや見劣りする感は否めない。川口さんが記した「個人的にも色々と考えさせられることも多く」「いろんな想いがありすぎて」という複雑な思いをつづったとみられるフレーズだが、その言葉には、もしかしたら視聴率に関する要素が含まれていたのかもしれない。
女優としてさらなる飛躍を狙うなら、本人の個性を生かすのが得策!?
その川口さんは、以前のクールな雰囲気とは裏腹に、昨年ごろから、撮影の合間に見せるコミカルさが視聴者の間で話題だ。2019年2月24日に放送された「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)では、女優の佐藤仁美さん(39)から、川口さんと共演した際の面白エピソードが明かされた。それは、川口さんとの共演時にダイエット中だった佐藤さんに対し、川口さんが執拗にアメリカンドッグをちらつかせてきたというもので、スタジオ内は大爆笑の渦に。さらに、佐藤さん曰く、川口さんからは自身の「白目写真」なども送り付けられてくるとのことで、そのコミカルなエピソードには視聴者からの絶賛が殺到した。
また、バラエティー番組で見せる「豪快さ」も高評価だ。1月15日に放送された「火曜サプライズ」(日本テレビ系)に出演した川口さんは、大好物だという鶏の唐揚げを勢いよく口に放り込み、あっという間に平らげるなど、その食べっぷりに視聴者はビックリ。さらに、「唐揚げ好きっすね~」との男らしい一言には共演者の石塚英彦さん(57)から、その豪快さを褒められるなど、新たな一面を見せていたのだった。
これらの点を鑑みると、川口さんは今後、「食をテーマにしたコメディードラマで主演する」という機会があれば大化けするという可能性があるということではないだろうか。事実、川口さんはクノールカップスープのイメージキャラクターを務めており、CMではスープの「飲みっぷり」の良さが視聴者の間で話題になった。とすれば、川口さんのハマり役として想定されるのは、に2000年7月期に放送された、草なぎ剛さん主演の「フードファイト」(日本テレビ系)の主人公のような役柄ではないだろうか。
かつてはネットニュースで「低視聴率女優」と揶揄されることもあった川口さんだが、今回のドラマでは、その「冤罪」を跳ね返したと言えよう。次のドラマ出演の際には是非、新たに見せ始めた豪快な一面を生かして大化けを期待したい。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)