新元号、手話通訳が「誤訳」? 発表会見で「めいわ」と伝えるも...専門家「大きなトラブルでない」

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「できれば新元号の手話を(事前に)作って」おきたいと要望したが...

   全国手話研修センターは「令和」の標準手話を2日午後に発表した団体だ。5本の指を上に向けてすぼめた状態から、手を前に動かしながら指先を緩やかに開くことで「令和」そのものを表せることになった。

   「れ」「い」「わ」と1文字ずつ示す必要がなくなるが、それだけではない。公式サイトで「花のつぼみがゆるやかに開き、やがて花びらが環(わ)となった指先からふくよかな薫りをはなち、和みゆくさまを表しています」と説明しているように、「令和」に込められた意味をより的確に表現していると言える。

   1日の新元号発表会見から丸1日経ってからこの手話が発表される段取りとなったが、小出氏は「できれば新元号の手話を(事前に)作って、官房長官の隣で読み仮名と一緒に示したいと要望していたのですが、スケジュールの問題などから『(事前に伝えることは)できない』ということでした」と話す。その上で、手話通訳者についても「会見での発表を聞いた時に初めて知ったのだろうと思います」としていた。

(J-CASTニュース編集部 青木正典)

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