政府インターネットテレビで予定されていた新元号発表会見の中継動画が、正常に表示できないトラブルが相次いだ。
政府広報室の担当者も動画が見づらい状態が発生していたことを確認。2019年4月1日、J-CASTニュース編集部の取材に対し、「注目度が高く、(アクセスが)相当数来ていたんだと思う」と話していた。
「11時半過ぎには重たい感じはありました」
政府インターネットテレビは、内閣広報室と政府広報室が共同で運営している。新元号発表の会見は、11時半ごろから予定されていた。政府広報室の担当者は、取材に対し、「11時半過ぎには重たい感じはありました」と語った。
J-CASTニュース編集部の環境でも発表時に確認したが、「Loading...」という画面が表示されたものの、動画は見られない状態だった。ツイッター上でも「全然映らない」「ローディングから進まず」など、不具合を指摘する声が相次いだ。
政府広報室ではこのほか、「政府広報オンライン」でも新元号発表のライブ配信を行ったが、担当者は「見ている限り見られる状態だった」という。担当者は次のように話した。
「内閣広報室でもツイッターやインスタグラムなどいろんなメディアを使って負荷を分散するような形をしていたが、ネットテレビの方が思っていたより負荷がかかったのかなと思います」(広報室担当者)
(J-CASTニュース編集部 田中美知生)