「明治」「大正」「昭和」「平成」......。各時代の年号を小字(こあざ、市区町村の区域)に制定している自治体が、愛知県にある。
2019年4月1日に発表された新元号「令和」も加わるのか、自治体に聞いてみた。
土地改良事業にともない制定
愛知県額田郡幸田町では、前述の4元号が小字に使われている。
幸田町企画部の担当者に経緯を聞くと、「明治」「大正」は書類がないため不明なものの、「昭和」は1972年(昭和47年)に、「平成」は1997年(平成9年)に議会の決議で決まったという。
いずれも土地改良事業にともない新たに制定され、「その時代を代表する、歴史に残す事業という意味合いが込められています」(担当者)
「令和」については、現時点で使う予定はないという。