日刊ゲンダイ&夕刊フジが「新年度から値上げ」 増税まで半年、他紙は追随するか

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8%増税時には「定価据え置き」アピール

   日刊ゲンダイの値上げは11年9月以来7年半ぶり(130円→140円)で、このときは増税に先がけて行われていた。14年4月1日に消費税率が5%から8%に引き上げられた際には、スポーツ紙では、スポーツニッポン、日刊スポーツ、スポーツ報知、デイリースポーツ、サンケイスポーツが130円から140円に値上げ。東京中日スポーツは1部売りを130円に据え置き、月額購読料だけ3%転嫁した。

   夕刊紙では、夕刊フジ、東京スポーツが130円を140円に値上げしたのに対し、日刊ゲンダイは1部売りも月額料金も据え置き、社告で「日刊ゲンダイはサラリーマンの味方です 4月からも定価据え置き!」とアピールしていた。19年10月の増税の際は、各紙が値上げを迫られる中で日刊ゲンダイ・夕刊フジの両紙は「据え置き」を強調するとみられる。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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