年度末に帰れる人いるの? プレミアムフライデー+キャッシュレス合体やっぱり「使えない」予感

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   2019年3月29日は「プレミアム"キャッシュレス"フライデー」と題したキャンペーンが行われる。経済産業省とキャッシュレス決済業界団体が組んで、毎月最終金曜日の「プレミアムフライデー」に、キャッシュレス決済普及の意味合いを込めたものだ。

   決済各社は、この日に合わせて、それぞれキャンペーンを実施する。各社の施策を見比べて、その「本気度」を見極めてみよう。

  • PayPayも参加
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「15~18時」に使えば特典得られるけど...

   プレミアムフライデーでは、15時退社が奨励されている。そのため、3月29日15時から夜にかけて、数時間限定でキャンペーンを行う事業者もある。なかでも一番力を入れているのは、「Origami Pay(オリガミペイ)」だ。29日は全ユーザーの支払いが10%引きに。「コンビニも含め、当日限定で複数回の利用が可能」といった説明まで添えられている。加えて、15~18時に決済した全ユーザーには、後日100円引きのクーポンも付与する。

   条件は限られているが、楽天のキャンペーンも面白い。エントリーのうえで、「楽天カード」を設定した「楽天ペイ」で15時~17時59分に500円(税込)以上支払うと、「楽天スーパーポイント」32万9000ポイントが山分け(ひとり上限200ポイント)される。

   PayPayは、おなじみとなった「20%還元」を飲食店限定で実施。15~18時に決済すると、1万円相当を上限に、最大20%(支払い手段によって還元率は変化)のボーナスが付与される。開催中の「第2弾100億円キャンペーン」では、1回あたりの付与上限が1000円。3時間限定ではあるが、上限額は10倍となる。

   このほか、3月29日前後に行われるキャンペーンを「プレミアム"キャッシュレス"フライデー」の一環として扱う例なども含めると、多くのキャッシュレス事業者が参加する予定だ。

   世耕弘成経産相は3月19日の会見で、「プレミアム"キャッシュレス"フライデー」を通して、キャッシュレス決済を体験してもらい、消費者の理解促進を図っていきたいとしている。とはいっても、そもそも恩恵を受けられる人が、どれだけいるのだろうか。

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