2019年3月27日深夜に放送された「ナカイの窓」(日本テレビ系)の最終回が、視聴者の間で大反響を呼んでいる。
「最終回ハワイSP後編」と題された同放送では、番組司会の中居正広さんをはじめ、山里亮太さんら出演者がハワイでのレジャーを満喫する様子をオンエア。終盤ではプール付きの豪邸を貸し切っての「最後の晩餐」を楽しむ様子が放送され、最終部分では中居さんの「お疲れ様でしたー!」の掛け声で出演者らが乾杯する様子が映し出された。それが終わると、番組はスタッフロールに突入したが、その際に流れたBGMに視聴者の注目が集まった。
「もう涙が止まらない」などの声が続々
エンディングと共に流れ始めたのは、SMAPの楽曲「オレンジ」。前奏に続いて聞こえ始めたのは木村拓哉さん(46)が担当する歌いだしの部分だ。ハワイでのロケ中に撮影された思い出のシーンが入れ代わり立ち代わり表示される中で同曲は流れ続け、やがてメンバー全員で歌うサビの部分へ。
さらに、これまでの同番組を振り返るべく、画面は通常の放送時のスタジオで撮影されたVTRのスローモーションに。その後も楽曲は流れ続け、1コーラスが終わったところで「6年半ご覧頂きありがとうございました ナカイの窓 スタッフ一同」とのテロップが表示され、エンディングは終了した。
このエンディングについて、放送終了後からツイッター上を中心に、「最後のオレンジはダメだよ? もう涙が止まらない」など、感動したとの声が続々。最終回である上に、通常放送ではエンディングテーマが流れない同番組でエンディングにSMAPの楽曲が採用されたことで、驚きと感動が入り混じった声が次々とネット上にこだました。
「らいおんハート」のカップリング曲だった「オレンジ」
「オレンジ」が世に出たのは2000年のこと。同年8月に発売されたSMAPのシングル「らいおんハート」のカップリング曲として収録された同曲は「隠れた名曲」としてSMAPファンから愛されていた。解散目前となる2016年12月に発売されたベストアルバム「SMAP 25 YEARS」では、同年9月から10月にかけて行われたファン投票で2位に選出された上でアルバムに収録されるなど、その人気の高さは折り紙付きだ。
不意に流れた名曲に、涙腺をやられたSMAPファンは多かったようだ。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)