実際に愛宕神社に奉納する
身近な人の新たな挑戦を応援したい時、また自分を鼓舞したい時に、まさに神社で書く絵馬と同じ感覚で使える。3~4月は就職や進学などを迎える人も多いが、利用シーンはこの時期に限らないという。
「春は環境が変わる方が多いですが、それ以外でも、たとえば夏に部活で大きな大会に挑む学生や、時期を問わず大事なプレゼンを任された社会人など、挑戦のタイミングは人それぞれです。年間通じて、『あの人を応援したい』『自分を鼓舞したい』と思った時にご利用いただければと思います」(同)
絵馬という形式をとるのは見た目だけではない。東京・港区の愛宕山頂にある愛宕神社の協力を仰ぎ、作成したデジタル絵馬を実際に奉納する。また、実際に愛宕神社に奉納し、オリジナルの水引を付けた「サクセス リンスのいらない薬用シャンプー」を希望者1万人にプレゼントするキャンペーンも4月14日まで展開する。「例えば、お母さんが息子さんのためにキャンペーンに応募し、このシャンプーを渡してもらうと、少し思いがこもったプレゼントとして受け取ってもらえるのではないかなと考えています」と上田さんは言う。
愛宕神社を選んだのは、山頂に続く階段が江戸時代の故事にちなんで「出世の石段=サクセス・ステップ」と言われ、縁起が良いため。成功を祈願したい人の気持ちに寄り添おうとしたこだわりの表れだ。