元AV女優のタレントで中国でも人気の蒼井そらさん(35)が、AV人権倫理機構に申請して作品の販売停止をしたことが分かった。
発売から5年経てば停止できるルールになっており、所属事務所では、「出産のために配慮した」と説明している。
「FANZA」から消えたと話題に
蒼井そらさんは、2002年にAVデビューし、人気女優となって、テレビドラマなどにも出演した。中国でも人気を集め、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)のフォロワーが1800万人を超えるほどだった。
11年夏ごろを最後に、オリジナルのAV作品は出なくなった。18年1月にはDJ NONさんと結婚し、12月11日のブログでは、第1子妊娠を発表した。
そこでは、「AV女優が子供を作るなんて」との言葉を目にしたとして、子供への仕事の影響について苦悩も明かした。しかし、同13日には、この時代、「隠すことなどできない」として、子供に感謝されることを目標に、今後もタレント活動は続けたいとしている。
19年3月には、お腹が大きくなった写真をブログなどにアップし、妊娠9か月を迎えて、あと1、2か月で双子の出産を迎えることを報告した。
そんな中で、5ちゃんねる(2ちゃんねる)で21日、蒼井さん作品のDVDがアダルトサイト「FANZA」(旧DMM.R18)から消えているとするスレッドが立った。実際、サイトで検索すると、27日現在で一部の電子書籍しか表示されないようになっている。
アマゾンでも、AV作品の多くが消えているとの報告があり、複数のAVメーカーサイトからは、実際に作品が見当たらなくなっていた。
消えた理由について、情報サイトなどでは、蒼井さんが親になることが関係しているのではないかとの見方が出た。