チア風接客の「フーターズ」、国内運営会社が民事再生 「え?困る!」反応出るも営業継続

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   チアリーダーをイメージした衣装を着たスタッフの接客で知られる飲食店「HOOTERS(フーターズ)」の日本での運営会社、エッチジェー(東京都新宿区)が2019年3月25日、東京地裁に民事再生法の適用を申請し、保全命令を受けた。東京商工リサーチなど複数の信用調査会社が26日、公表した。

   スポンサーは内定しており、現在ある6店舗の営業は継続するというが、ツイッターでは「困る!」と慌てるファンの反応も寄せられていた。その知名度の高さからか、「まだ行ったことがない」という人がわざわざ反応するツイートも見受けられた。

  • フーターズの国内向けサイト(画面は銀座店ページ)
    フーターズの国内向けサイト(画面は銀座店ページ)
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事業とブランドは継承する方針

   東京商工リサーチ記事などによると、負債総額は5億6000万円。エッチジェーの設立は2005年。米国のフーターズ・オブ・アメリカ・インクから08年に日本での営業ライセンスを取得し、10年に東京・赤坂で1号店を開業した。チアリーダーのコスチュームでのスタッフによる接客が注目を集め、一時は都内のほか大阪、名古屋など7店舗を展開していたが、その後の売上の伸び悩みを受け、19年に入り福岡の店舗を閉鎖していた。

   また、帝国データバンク記事によると、スポンサーは内定しており、事業とブランドは継承する方針。東京商工リサーチでは「6店舗の営業は今後も継続するという」と伝えている。

   ツイッターには、

「え?ウソ!困る!」

という、「営業継続」情報に気付いていなさそうな人からの反応もあった。また、

「1回も行ったことがない」

としながらもこのニュースに反応する人も多く、その知名度の高さをうかがわせた。

   フーターズの公式サイト(日本版)は3月26日夕現在、アクセスが集中したからか、つながりにくい状態が断続的に続いた。閲覧できた範囲では、3月25日公開の情報として「『ミス フーターズ ジャパンコンテスト2019』出場者が決定!」という項目が確認できた。

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