「組織としての程度が知れてる」「笠松競馬さんは何も間違っていません」
公式アカウントを使い、公開の場で新人を指導する一連の投稿には、
「引っ掛けるって悪い意味に捉える意味が分からない。内部統制もきちんとしてないんだろうなという想像すらできてしまう。人の人生なんで簡単に言えませんが辞退すべきですよ、組織としての程度が知れてる」
「企業の公式アカウントが内定者に公開説教する必要がどこにあるんですか」
「何故【ツイートは削除しないこと】なのですか? 公開パワハラしたいから? 笠松競馬、ガッガリや」
「いったいどういう教育を受けていたら公式垢で新人を叱責するなんてパワハラ公開やらかすんだ...こんな人がコンプライアンスだのネットリテラシーだの教えてるのか......」
と不快感を示す反応が続出。一方で、
「笠松競馬さんは何も間違っていません 私たちが安心して勝馬投票券を買えるのも競馬場の方がしっかり公平性を保った運営をしているからです 堂々としていてください」
「これをパワハラと言って企業を断罪する人のほうが怖い。採用予定者は仮採用の試用期間に採用しかねる人間性であれば不採用もできるのです」
と競馬場側を擁護する声も一定数ある。
笠松競馬場のアカウントは普段、レース情報や日々の活動、イベントの模様などを、親しみやすい口調で投稿している。過去3年の3~4月の投稿をさかのぼって見てみても、今回のような春の新人職員を指導するような言葉は見当たらない。
笠松競馬場を管理する岐阜県地方競馬組合の担当者は26日、J-CASTニュースの取材に「ツイッター担当への事実確認を含め、内部で調査を進めています。今後どのように対応するか検討しています。」と話す。一連の投稿について「公式アカウントで投稿があったこと自体は事実です。問題がないとは思っていません。(指導するにしても)この方法しかなかったのかなど、色々と考えることがあります」としていた。
(J-CASTニュース編集部 青木正典)