巨人「内海の穴」を埋めるのは... 林昌範氏は「大きく崩れない投手」と期待

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ドラ1左腕に求められるものとは...

   その一方で林氏は自身の経験から1年を通してローテーションを守り抜く厳しさを指摘。春季キャンプからオープン戦にかけて首脳陣が納得のいく結果を残したが、林氏は打撃陣のスイングが鋭くなる夏場をひとつのヤマ場とみている。春季キャンプから続く緊張に加え、開幕ローテーションの大役による精神的、肉体的疲労が出始めるのが夏場。新人にとっては「鬼門」ともいうべき季節となる。

   高橋のピッチングの印象について林氏は「大きく崩れない投手」と評価する。そして高橋がローテーションを守り抜くためには「勝負球が必要」だと指摘した。林氏は「プロの投手に必要なのは勝負球。ストライクを取る球ではなく、空振りさせる球。私の場合はフォークが勝負球でしたが、フォークで空振りさせたことで大きな自信につながりました。高橋投手は今後、勝負球を磨いていくことが大切になってくるでしょう」と話した。

   チームの精神的支柱を失うも、5年ぶりのV奪回が至上命令の原巨人。今シーズンの巨人復活のカギは、ドラ1左腕が握っている。

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