やっぱり減ってない「訪韓日本人」 2月も26.7%増、若者・女性の勢い止まらず

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韓国のLCCが次々に増便

   入国経路を見ると、仁川空港経由が全体の6割を占め、前年同月より35.2%多い12万8329人。次に多かったのが金浦空港経由の4万8537人(11.9%増)だった。日本の国土交通省のまとめによると、18年冬ダイヤ(18年10月28日~19年3月30日)で日韓を結ぶ旅客便は週に1224便で、17年冬ダイヤの1097便から11.6%増えている。増便の多くが、済州航空やイースター航空といった韓国の格安航空会社(LCC)によるものだ。日韓を結ぶ格安航空会社(LCC)の多くは仁川空港に乗りいれているため、金浦よりも仁川の方が高い伸び率になったとみられる。

   韓国を訪れる日本人観光客の数は、円高ウォン安や「第2次韓流ブーム」を背景に12年に過去最多の約352万人を記録し、それ以降は減少が続いた。12年8月に李明博(イ・ミョンバク)大統領が竹島(韓国名・独島)への上陸を強行したことが影響したとみられるが、15年の約184万人を底に回復に転じ、18年は295万人だった。

   一方、日本政府観光局(JNTO)が3月19日に発表した訪日外客数の推計値によると、19年2月に韓国から日本を訪れた観光客は前年同月比1.1%増の71万5800人で、2月としては過去最高を記録している。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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