佳子さま、メディア報道に言及 「信頼性や意図などをよく考えることが大切」

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   秋篠宮家の次女、佳子さま(24)が2019年3月22日、国際基督教大学(ICU)の卒業式に出席した。佳子さまは学習院大学を中途退学後、15年4月にICU教養学部アーツ・サイエンス学科へ入学。在学中には約9か月間のイギリス留学も経験した。

   卒業にあたって佳子さまは、宮内庁の記者クラブ「宮内記者会」からの質問に書面で回答。そこでは、姉・眞子さまと小室圭さんの婚約問題などを念頭におき、メディアリテラシーについても触れられている。

  • 佳子さまが大学を卒業した(2019年1月撮影)
    佳子さまが大学を卒業した(2019年1月撮影)
  • 佳子さまが大学を卒業した(2019年1月撮影)

「姉の件に限らず、以前から私が感じていたことですが...」

   宮内記者会と佳子さまの質疑応答は、NHKや新聞各社などの加盟社が、ウェブ版の記事として全文公開している。メディアや情報について触れたのは、自身や眞子さまの結婚について問われた、4つ目の質問への回答だ。

   佳子さまは、結婚時期を「遅過ぎずできれば良い」とし、理想の男性像は「一緒にいて落ち着ける方が良い」。お相手がいるかについては、「このような事柄に関する質問は、今後も含めお答えするつもりはございません」と答えた。

   また、眞子さまの結婚については「当人の気持ちが重要」との考えを示して、「姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい」と思いを述べる。そのうえで、こう続けた。

「姉の件に限らず、以前から私が感じていたことですが、メディア等の情報を受け止める際に、情報の信頼性や情報発信の意図などをよく考えることが大切だと思っています。今回の件を通して、情報があふれる社会においてしっかりと考えることの大切さを改めて感じています」

   佳子さまの回答は、あくまで情報の受け手である「私」を主語にしているが、裏返すと、信頼性の低い情報や、強い意図を持った情報を発信するメディア側に、クギを刺しているようにも読み取れる。小室さんの金銭問題は、雑誌やテレビが連日のように報道している。

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