NGT問題、運営側会見中にも不協和音 山口さんがナマ批判ツイート

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   NGT48の山口真帆さん(23)をめぐる暴行事件で、NGT48を運営するAKSは第三者委員会による調査報告書を2019年3月21日に発表した。

   今回の事案をめぐっては、被害者である山口さんが1月10日の劇場公演で謝罪を余儀なくされたことが特に問題化した。3月22日にAKSの松村匠・運営責任者兼取締役らが開いた記者会見で報告書の内容を説明する中で、山口さんは松村氏から「謝罪を要求されました」とツイッターで主張。松村氏は謝罪要求を否定しており、山口さんとAKSとの溝が改めて浮き彫りになった。

  • NGT48の山口真帆さん(2017年6月撮影)
    NGT48の山口真帆さん(2017年6月撮影)
  • NGT48の山口真帆さん(2017年6月撮影)

「風紀の乱れ」については「不問に付す」

   調査では、メンバー42人に事情聴取。その結果として、

「確たる証拠はないものの、ファンから聞いた、あるいは、メンバー内の噂として聞いたとして、36 名のメンバーから、他のメンバーとファンとの『つながり』に関する供述があった。その際、12 名のメンバーの名前が具体的に挙がった」

などとして、12人のメンバーについて、「つながり」と呼ばれるファンとの私的接触が取りざたされた。

   ただ、AKSは「責任を問われるべきは組織運営」だとして、「つながり」を含む「風紀の乱れ」については「不問に付す」とされた。NGT48劇場支配人の早川麻依子氏によると、報告書について説明を受けた山口さんは「私が言ったことが書いていないのではないか、と不満を持っていた」。直後に山口さんはツイッターで調査に不満をぶちまけた。

「只今、記者会見を行っている松村匠取締役は第三者委員会が行われる前に『繋がっているメンバーを全員解雇する』と私に約束しました。その為の第三者委員会だと、私も今までずっと耐えてきました。コミュニケーションも何も、このことに関して聞くと連絡が返ってきません」
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