用紙の供給不足などを理由に、印刷会社が軒並み「注文制限」を強いられている。
解除の見通しは立たず、影響を真正面から受ける同人誌関係者からは不安の声が上がっている。いったい、何が起きているのか。
「GWや夏コミ大丈夫なのか?」
ラクスル、プリントパック、東京カラー印刷、グラフィックと、印刷各社が注文の集中や用紙の供給不足を理由に、一部の注文を制限している。再開はいずれも未定だ。
グラフィックの担当者は2019年3月20日、J-CASTニュースの取材に「年度末にともない受注が集中し、仕入れが難しい状況」と話す。
悲鳴を上げるのは、あおりをもろに受ける同人誌製作者だ。同人誌販売イベントは4月末から5月にかけての大型連休に多数開催される。このまま注文制限が続けば、製作者は死活問題だろう。
ツイッター上では、「同人界隈にはキツイ話」「紙不足で同人誌出せない展開が来てしまうのか」と不安が広がっている。