アプリ課金は「親に言えないなら使いすぎ」 新大学生向け冊子の「的確過ぎる」アドバイス

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採用校は4年で4倍増

   「アプリ課金」についても、学生の具体的なトラブルを職員から多く聞いたといい、「詳細は明かせませんが、アプリで莫大な請求が来たとか、他にも関連のトラブルの相談が学生からよくあるという話でした」としている。

   冊子は全15項目に分かれる。アプリ課金は「スマートフォン」の項目のひとつで、ほかに「飲酒・アルコール」「SNS」「交通・通学(自転車・公共交通機関でのマナー)」などがある。

「アプリ課金以外にも相談が多いのは、授業中の音声や映像を何気なくSNSにアップしてしまうことですね。大学としてはNGですが、学生にはその認識がない場合があります」

   初版の15年度版は10項目だったが、職員の要望を受けて増えていった。採用校も増加しており、15年度版の51校から、18年度版は155校、そして最新の19年度版は200校を超えるという。担当者は冊子の意義をこう話す。

「昨日まで高校生だった方々が大学入学時のタイミングでご覧いただくものです。高校生活と大学生活の違いを一番感じる時でもありますので、この段階で『いけないことはいけない』と認識しておきたい項目を用意させていただいています」

(J-CASTニュース編集部 青木正典)

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