「オリンピックおじさん」死去 日本不参加のモスクワ五輪で訴えた「平和と友好」

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20年東京五輪は人生の「集大成」

   国の垣根を越えて世界の「オリンピックおじさん」として親しまれた山田さん。20年東京五輪開幕まで500日に迫った3月12日には、ロイター通信が生前に山田さんに行ったインタビューの模様が動画で公開された。『開幕まで500日、「五輪おじさん」が東京大会への思いを語る』とのタイトルでアップされた動画のインタビューで山田さんは20年東京五輪を自身の「集大成」と語っていた。

   関係者によると、山田さんはここ最近、体調が思わしくなく、2月末に入院していたという。山田さんの公式サイトには「92年の応援人生を終え永眠いたしました。生前はご厚情を賜りありがとうございました」とのお礼が掲載。人生の「集大成」と位置付けた20年東京五輪の「参加」はついにならなかったが、あの帽子姿で扇子を振って応援する山田さんの雄姿は、多くの五輪ファンの胸に刻まれることだろう。

(J-CASTニュース編集部 木村直樹)

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