ディズニーと手組んだドコモの戦略 5G時代前に携帯各社の「動画戦争」が始まる

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   携帯各社が、動画サービスを強化している。NTTドコモとウォルト・ディズニー・ジャパンは2019年3月26日に、ディズニーが持つ4つのブランドの映像コンテンツが見放題となるサービス「Disney DELUXE(ディズニーデラックス)」を始める。

   KDDIやソフトバンクも動画コンテンツ強化や動画向けの料金プランの導入に動いている。通信速度が現行の100倍になる次世代通信規格「5G」の商用化をにらみ、まずは視聴環境を整えることで、顧客をつなぎ留める戦略だ。

  • NTTドコモ代々木ビル。動画戦略の思惑は
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ドコモ以外のユーザーも取り込み図る

   ディズニーデラックスの利用料は月額700円(消費税抜き)。ディズニー、ピクサー、スター・ウォーズ、マーベルという4ブランドの映像コンテンツが見放題となるほか、映画以外のコンテンツや限定グッズの購入もできる。4ブランドを同時に楽しめる定額制サービスは、国内初登場となる。

   サービスの核となるのは、動画配信アプリ「Disney THEATER(ディズニーシアター)」。「アナと雪の女王」「リメンバー・ミー」をはじめ、新作「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」(2019年4月配信)、日本初登場となるテレビ作品などが視聴できる。動画作品以外のコンテンツを楽しめるアプリもある。

   スマートフォンだけでなく、パソコンや一部テレビにも対応。ドコモ以外のユーザーも利用可能で、ディズニーファンとの接点を増やす考えだ。アプリの開発、コンテンツの制作などサービスの提供はディズニーが、「dアカウント」による認証や決済プラットフォームの提供、販売促進はドコモがそれぞれ担った。

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