「TSUTAYA TV」などにも力を入れていると説明
開店や閉店の情報を紹介するサイト「開店閉店.com」では、TSUTAYAの閉店情報も載せており、それによると、19年1月は9店、2月は7店、3月は4店が記事に出ていた。3か月だけで計20店に上る。
こうした流れについて、ネット上では、「大体の人はもうネット配信で見てるでしょ」「店に行って帰って来るって行為がもう面倒くさい」「全然借りなくなってしまったからな...」といった指摘が出ていた。
その一方で、「配信サイトにない作品もあるから完全に無くなられるのは困る」「閉店しすぎだろ...なんか不安になってきたぞ」と困惑の声も上がっていた。
TSUTAYAの広報担当者は、閉店数について、「営業情報になりますので、その推移は公表していないです」と取材に答えた。
閉店が相次いでいる理由については、「かねてより店舗のスクラップ&ビルドを通じて、より顧客価値の高い店舗の出店・移転を合わせて行っております。T-SITE、蔦屋書店、TSUTAYA BOOKSTOREを含め、より顧客価値の高い店舗の出店を順次いたしております」とコメントした。
TSUTAYA全店の合計売場面積、年間購入者数は、前年対比で好調に推移しているとしたうえで、次のように動画配信サービス「TSUTAYA TV」などにも力を入れていることを明らかにした。
「映画を楽しむライフスタイルが多様化しているなか、私どもの映像コンテンツ事業においても、市場環境の変化に伴う多様化したサービスをご提供させていただいています。更にTSUTAYAのリアル店舗と配信事業の強みを組み合わせた『TSUTAYAプレミアム』サービスもローンチして18か月、大変多くのお客様に楽しんでいただけるサービスに成長しております」
(J-CASTニュース編集部 野口博之)