AKB総選挙見送りで「得するメンバー」「損するメンバー」

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前回不出馬メンバーは「とても後悔」

   田中さんが指摘しているように、総選挙は若手のメンバーが知名度を上げる機会でもある。その意味では、開催見送りが大きな機会損失になりそうなのがAKB48の矢作萌夏さん(16)だ。矢作さんは18年5月に劇場デビューを果たしたばかりにもかかわらず、19年1月にはソロコンサートが開催され、写真集の発売が決まるほどの注目株。3月13日発売の新曲「ジワるDAYS」の表題曲の選抜メンバー22人の中にも選ばれた。18年の総選挙では120位圏外だったが、19年は大幅に順位を伸ばすとみられていた。

   18年は不出馬だったが「正直、今年はするつもりでいました」というHKT48の村重杏奈さん(20)は、

「総選挙が全てではないですがファンの方と団結できるイベントなので、、去年、立候補しなかった事を今とても後悔しています」

と悔やんだ。

   村重さんは11年に加入した1期生。19年1月のコンサートでは、家賃が3万5000円であることを明かした指原さんとのやり取りが話題になったほか、4月10日に発売されるHKT48の新曲では、「12秒」(15年4月発売)以来4年ぶりに表題曲の選抜メンバー入りしていた。村重さんにとっては、17年の100位から大きく順位を伸ばせると見込んでいた矢先の開催見送りだった。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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