撮り鉄が勝手に金網外す? 撮影に協力的だった組織が「今後許可せず」

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長浜市「マナーを守るよう呼びかけたのに、非常に残念」

   長浜市プロパンガス事業協同組合にJ-CASTニュースが3月12日に聞いたところによると、フェンスのある場所は、線路のカーブが終わるところで、車両が連なって見えてアングルがいいと鉄道ファンに人気だという。

   協同組合はこれまで、業務の妨げにならなければいいと、求められればSL撮影を許可していた。しかし、今後は、新しく求めがあっても撮影を許可しないことにしたという。防犯カメラについても、状況に応じて考えないといけないかもしれないとしている。

   ツイートの反響で、市の観光振興課が11日、協同組合に電話で問い合わせをしていた。同課は、SL運行に合わせて踏切に立っている安全啓発員に今後は巡回してもらうことも考えたいと協同組合に伝えたと取材に明らかにした。JR西日本や滋賀県の担当課にも、ツイートのことを連絡したとしている。

   市では、SL運行時に迷惑行為へのクレームが数件入るため、問題が起こりそうなところに安全啓発員を重点配置している。過去には、鉄道ファンが駐車場に三脚を持って入ったとクレームがあって配置したこともあるという。今回のことについて、「マナーを守るように啓発グッズを配ったり市の広報で呼びかけたりしている中で、非常に残念だ」と話している。

   JR西日本の近畿統括本部は12日、「巡回警備していた長浜駅の駅員に聞いたところ、フェンスはJRのものではないが、現場では4、5人が撮影を巡ってもめていた、とのことです」と広報担当者が取材に答えた。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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