2018年の株式相場は、日経平均株価が10月に27年ぶりの高値をつけたと思ったら、米国株の急落で年末には失速。年が明けて2019年になると、国内外の株式市場は反発したものの、今後の展開には不安を残した。
視界不良の相場では株投資家は、思い切った手を打ちづらい。こんなときには他の金融商品で投資の「軸」をつくれるといいが、「債券や投資信託などでは物足りない」という人もいるだろう。
「分散投資」や「リスクヘッジ」の意味合いもあってか、最近はFXに興味を示す株投資家が多いらしい。株投資家が関心を寄せているのは、どのようなFXなのか、話を聞いた。
分散投資に期待 株投資家が興味を示す「トライオートFX」
トヨタ自動車、ソニー、パナソニック...... 東京証券取引所に上場する大手企業にとって、外国為替市場の動向は業績を大きく左右する。上場企業のうち、貿易にかかわらない企業はないといっても過言ではないほどで、そうなると企業はもちろん、株投資家としても為替相場におのずと目が向くはず。 たとえば株式相場の雲行きが怪しいとき、為替相場が変調を来していることが散見される。為替相場、つまりFXのことが気になっている株投資家は少なくないはずだ。
そうしたなか、「トライオートFX」への注目度が高まっている。その理由をインヴァスト証券がこう解説する。
「資産運用に関する大きなイベントで当社のブースを出展した際、『トライオートFX』について、多くの株投資家の方からご興味をもっていただけました」
「トライオートFX」は自動売買というサービスで、自分で取引は行わず、プログラムが注文の発注、取引をすべて行ってくれる。「ハイリスク・ハイリターン」のイメージがあるFXだけに、株投資家の中には手を出さない人も多くいるが、なぜインヴァスト証券の「トライオートFX」は、株投資家に注目を集めたのだろうか――。
「株式投資においても、株主優待目的とテンバガー(大化け株)狙いの取引がまったく異なるように、FXでも大きな利益を狙う取引と小さく細かく利益を積み重ねる取引があります。『トライオートFX』は、一般的なFXとは異なり、自動でコツコツ利益を狙うものなので、株取引とは別のポートフォリオのひとつとして活用できるとお考えいただけたのではと思います」
FXで取引する通貨の中には、株式相場とまったく異なる値動きをするものがあるため、「分散投資」のように利用することもできるかもしれない。
株の銘柄を複数保有し、リスクや投資効率を分散することは、銘柄選びの経験や知識が深くなければ難しい。それならばいっそのこと、別市場に投資することを選択肢として考えてもいいはずだ。
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