観客席から「アヒャヒャヒャ!」
そして、決勝では「だーりんず」の松本りんすさん(41)が登場した際に、やはり、悲鳴が多数入り混じる結果となった。松本さんのカツラがずれるたびに、観客席からはやはり、「アヒャヒャヒャ!」といった悲鳴のような笑い声が噴出。このため、視聴者からは、「笑うより、悲鳴や感嘆をあげてる。一体なんの大会なんだか」といった苦言が相次いだ。
また、放送終了後にはお笑い芸人たちからも苦言が飛び出した。番組放送終了後の21時台、お笑い芸人のキートンさんは、「やっぱり、賞レースでのテレビ観覧客の過剰な反応は邪魔ですな。おもしろい時に笑うだけでいい。全員おもしろいネタをやったんだからさ」と、スタジオ内の観客を批判。なお、キートンさんは1月29日、自身が今回のR-1の3回戦で落選したことについて、「私は意図的に落とされたと思っている」などとツイートし、物議を醸していた。
また、同じく21時台には、ダウンダウンの松本人志さん(55)がツイッターで、「R-1の客。。。」とボソリ。悲鳴に苦言を呈したとみられるツイートには、「作りモノ感というか違和感というか・・・。やはり松本さんも気になりましたか。。。」といった声が続々と寄せられた。
スタジオで出してよいのは笑い声であり、悲鳴ではない。今回のR-1は観客のマナーも番組の構成要素の内の1つであることをまざまざと見せつける結果となったのではないだろうか。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)