学芸大附属側の見解は?
J-CASTニュース編集部が7日、学芸大附属高校に書面で取材を申し込んだところ、翌8日に大野弘学校長名義で次のように回答を得られた。
「入学手続きをしていただいた受験生は、転勤等のやむを得ない理由を除いて入学していだけるものと考えておりましたが、ネット上にあるように『入学金だけ出しておけば良い』というような指導が塾等でなされていたとすると残念なことです」(大野弘校長)
入学手続きを早めた理由については、「第一志望である受験生を大切にしたい本校の方針から、入学手続きの日程を検討致しました」と回答。そのうえで「本校が第一志望であるなら、入学を辞退するとは考えておりませんし、本校が第一志望でないなら、入学手続きをしないと考えておりました」とし、「入学手続きの日程や、合格者数を検討したことと、『いじめ問題』や『定員割れ』とは、直接影響していません」と説明した。辞退者数や繰り上げ合格者数は公表していないという。
日比谷高校の公式サイトなどによると、二次の募集人員5人に対して応募人員は171人。34.2倍となっている。