車両火災の危険も
見るからに危険な状況ではあるが、プロの目から見るとどうなのか。J-CASTニュースが7日、車の整備やレッカーサービスを行う都内の専門業者に取材した。
まず、担当者に動画を見てもらうと、「100%道交法違反ですね」とバッサリ。その上で、
「破損の状況から、ウインカー、ヘッドライトも付かないでしょう。ドアも外れかかっているので、車検時とは車幅も違いますよね。もう、確実に法律違反の状態だと言えますね」
と説明。「当たり前ですが、絶対にレッカー車を手配しなくてはいけないケースです」とも続けた。
さらに担当者は、二次災害の可能性も高いと指摘。「ドアが外れて飛んで行って、後続車などに当たる危険もあります」とした上で、
「これ、タイヤもパンクしていますよね。このまま走っていると、火が付くことも考えられます。車両火災を引き起こす危険もありえます。非常に危険な状態です」
とも訴えていた。