「埼玉、手段が卑劣」「これは香川vs埼玉の戦争不可避」――。ツイッターに投稿されたチラシの内容が、インターネット上で注目を集めている。
チラシには、市民団体「埼玉を日本一の『うどん県』にする会」が掲げる、打倒・香川県に向けた「秘策」が書かれていた。
香川との人口差をいかして...
西武鉄道は2019年2月15日~3月31日の期間、大ヒット中の映画『翔んで埼玉』とタイアップした「うどんスタンプラリー2019」を実施している。
宣伝用に配布されたチラシでは、埼玉のうどん文化の発展を目指す「埼玉を日本一の『うどん県』にする会」が紹介されている。そこではうどん県として有名な香川を打ち破るため、「全埼玉県民が7倍近い人口差を活かし、1か月に今よりもプラス2杯のうどんをたべることができたら香川県を抜くことができる」――と豪語している。
一般のツイッターユーザーが3月4日、チラシをツイッターで公開すると4万4000以上リツイートされ、団体の活動が関心を集めた。
農林水産省の「米麦加工食品生産動向」によると、09年のうどんの生産量(生めん、ゆでめん、乾めんの合計)は、香川県が5万9643トンで1位。埼玉県は2万4720トンの2位だった。