就活女子学生への不適切行為がまた? 文春報道に大林組がコメントしたコト

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   大手ゼネコンの大林組で、別の社員も就活女子大生に不適切行為をしていたと週刊文春が報じた。

   これに対し、同社は、事実関係には触れず、「関係者に多大なご心配をかけている」とサイト上で謝罪文を掲載した。

  • 大林組のサイトから
    大林組のサイトから
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2月に逮捕事案があったばかり

   大林組を巡ってはこれまでに、就職活動でOB訪問に来た20代女子大生にわいせつな行為をしたとして、男性社員(27)が強制わいせつの疑いで2019年2月18日に警視庁三田署に逮捕されている。

   複数の報道によると、男性社員は、OB訪問用のスマホアプリで女子大生と知り合い、1月27日夜、東京都港区内の自宅マンションでわいせつな行為をした疑いが持たれている。容疑を一部否認しているといい、大林組では、マスコミの取材に対し、「詳しい事実関係を確認している」とコメントしていた。

   今度は、週刊文春が「別の社員が不適切行為をしていた」といった内容を、3月6日付のウェブ版記事で報じた。

   それによると、この社員は、リクルーターをしていた現役幹部だという。大林組は、文春の取材に対し、「事実関係を確認中」とコメントしたという。文春では、7日発売号で詳細を報じるとしている。

   これに対し、大林組は6日、「OB・OG訪問の際の当社社員の対応について」のタイトルで、会社情報のニュースをサイト上にアップした。

「報道事案に関し、(略)ご心配をおかけしておりますことを深くお詫び」

   そこでは、文春報道の事実関係には触れず、「当社社員が、就職活動中の学生に対して不適切な行為を行ったとの報道事案に関し、就職活動中の学生をはじめとするご関係の皆様に多大なご心配をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪文を出した。

   そのうえで、「当社といたしましては、会社のリクルート活動について、任意に行われるOB・OG訪問も含め行動規範を見直して周知徹底を図るなど、不祥事の防止に努めてまいります」とした。

   そして、リクルート活用の行動規範を制定したことを別の文書で明らかにした。そこでは、外部講師による社員教育を行い、OB訪問の際には、面会場所、時間、学生の名前などを事前に届け出るようにしたとした。就活ハラスメント相談窓口も設け、就活生へのセクハラなどがないように周知徹底するとしている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)

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