女優の黒柳徹子さん(85)が2019年3月6日、東京スカイツリーの展望台で開かれた、バービー人形のイベント「Barbie loves TOKYO SKYTREE RUNWAY」の発表会見に登場した。
今年で発売60周年となるバービー人形。会見中、黒柳さんはバービー人形が発売された頃には、自身の服装や髪型をバービーに似せようと努力していた思い出を明かした。また、バービー人形のテーマは「You Can Be Anything.」とのことで、トーク中には司会者から黒柳さんに、今後の人生での夢を聞くシーンがあったが、この質問に対し、黒柳さんは報道陣をアッと言わせる回答を披露した。
「『総理! 総理! 総理!』って言ったりしても...」
司会者からの質問に対し、黒柳さんは「100歳になったら政治記者になる」とフリップに書いて回答。続けて、
「90ぐらいから勉強していって、100になったら政治記者になりたいなと思っています。これだけ長く政治を見てきましたので、100になれば、もっと(政治に)詳しくなるだろうというふうに思っています。現在は政治的な発言は一切していませんけども、100歳になったら、もういいなと。何でも言いたいことを言いたい」
と、今後の夢を披露。意外な夢に報道陣が驚く中、黒柳さんはその理由を説明。
「『総理! 総理! 総理!』って言ったりしても、100歳の人を無下に突き飛ばしたりはなさらないでしょうから」
と、85歳にして政治記者になることを願うようになった心境を明かした。
なお、今回はバービー人形のイベントということで、権利元のマテル社から黒柳さんに対し、本人をモデルにした、世界に1体しかない特注品のバービー人形が贈られた。人形制作の際にモデルとなったのは、36歳の頃の黒柳さんを写した1枚の写真。写真の中の黒柳さんは着物姿でたたずんでおり、その撮影場所はニューヨークだという。人形について黒柳さんは、「玉ねぎ頭の部分がよくできていると思います」と笑顔を見せていた。
(J-CASTニュース編集部 坂下朋永)