米朝会談は「成功裏に終了」 北朝鮮国営メディア、「合意なし」はスルー

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「両国の関係を新たな段階に跳躍させられる重要な契機に」

   19年2月28日に行われた首脳会談の2日目の様子を伝える記事でも、両首脳が「2回目となるハノイでの対面が相互に対する尊重と信頼をいっそう厚くし、両国の関係を新たな段階に跳躍させられる重要な契機になったと評価した」と報じた。正恩氏は会談後、仏頂面でホテルを後にする様子を各国メディアが報じている。これは合意に至らなかったことで正恩氏が不機嫌になったためだとみられるが、北朝鮮メディアは

「敬愛する最高指導者は、トランプ大統領が遠い道を行き来しながら今回の対面と会談の成果のために積極的な努力を傾けたことに謝意を表し、新しい対面を約束しながら別れのあいさつを交わした」

とするにとどめ、ここでも合意に至らなかったことには触れなかった。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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