「TikTok終了情報は事実無根」 公式ツイッターが完全否定

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   ショートムービー配信アプリ「TikTok(ティックトック)」の公式ツイッターは2019年3月3日夜、一部SNS上で出回っていた「TikTokが終了する」との情報について「事実無根」であるとして否定した。

   TikTokをめぐっては2月末、個人情報を違法に収集していたとして、米国で罰金を支払うことが大々的に報じられ、日本でも急速にユーザー数を伸ばす同アプリの不祥事は注目を集めていた。

  • 「TikTok」日本語版公式ツイッターの投稿より
    「TikTok」日本語版公式ツイッターの投稿より
  • 「TikTok」日本語版公式ツイッターの投稿より

「TikTokが終了することはありません」

   中国・バイトダンス社が運営するTikTok。その日本語版公式ツイッターは3日、「TikTok Japanからお知らせです」として、

「本日SNS上でTikTokが終了するという捏造の告示をする投稿を確認しました。この情報は事実無根であり、TikTokが終了することはありません」

とネット上の「噂」を打ち消した。その上で、

「TikTokは皆様が安心して楽しめるプラットホームになれるよう今後とも努力を続けてまいります」

と今後についても発信している。

   TikTokは16年9月にサービスを開始し、日本でも急速にユーザー数を伸ばしている。音楽と組み合わせたオリジナル動画を手軽に作成・保存・投稿できるのが魅力で、特に10代の若年層の人気を集めている。

   だが、米国で問題が発生した。2月28日のNHKなどの報道によると、米国での同アプリ運営会社が子どもから違法に個人情報を収集していたとして、罰金570万ドル(約6億3000万円)を米国連邦取引委員会(FTC)に支払うことで和解した。利用登録にあたって年齢制限が設けられていないことが、13歳未満から個人情報を得るには親の同意を要するという現地の法律に抵触したという。和解にあたってTikTok側は、13歳未満の投稿動画を削除することや、再発防止の対策を講じることも求められているとしている。

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