「日本語ディベート」初の国際大会が台湾で 多国籍学生が熱く論戦

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最優秀選手は韓国の学生

   そのうち、九州大学大学院学術研究員の久保健治さん(37)は、こういった比較の議論は「日本人でも、ほとんどの人ができない」と指摘した上で、

「逆に言えば、それだけ皆さんが外国語としての日本語を使いこなして、日本人ですら難しい議論ができるようになっていた、ということ。これは大いに自信を持っていい。誇りを持っていただきたい」

などと健闘をたたえた。

   決勝は、観客の投票で優勢だった肯定側のチームが勝利。日本語学習者からベストディベーター(最優秀選手)に選ばれた釜山外国語大学の金度完(キム・ドワン)さん(22)は、

「受賞はチームメイトのおかげ。予選ではうまくいかないところがあったが、日本人の仲間が信頼してくれて決勝戦に出場できたのが嬉しかった。準備のときは、台湾人の仲間の頭の回転の早さには驚かされた。良い経験、勉強になった」

と笑顔を見せた。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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