アマゾンも「置き配」 テスト導入に「再配達にならない 最高」

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   インターネット通販大手「アマゾンジャパン」が、配送先に車庫やガスメーターボックスを選べる「置き配」を導入していたことが分かった。

   同社は「一部エリアにてテスト段階」としており、利用者からは「すごい便利だった」と好意的な声が寄せられている。

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トラブル時の責任は誰が負う?

   置き配は、郵便ポストに投函できないサイズの配達物を対象に、一部の地域配送会社(デリバリープロバイダ)が配送する場合に指定できる。配送場所は宅配ボックス、玄関、ガスメーターボックス、車庫、自転車のかご、建物内受付から選ぶ。利用者の利便性向上や再配達の手間をなくす狙いがあるとみられる。

   実際に利用したとみられる人からは、

「すごい便利だった」
「直接受け取らず場所を指定してサインも要らない。再配達にならない 最高」

と好意的な声がツイッターで寄せられており、「玄関にこんな風に置いたよー!っていう写真がメールで送られてきました」という声もある。

   アマゾンジャパン広報部は2019年2月26日、J-CASTニュースの取材に「現段階では一部エリアにてテスト段階」だという。なお、トラブルが起きた場合は「Amazon.co.jp及び配送業者では責任を負うことができません」としている。

楽天、日本郵便も導入。今年は「置き配元年」?

   置き配をめぐっては、通販サイト「楽天市場」を運営する楽天が自社で手がける配送サービス「Rakuten EXPRESS」でも導入済みだ。日本郵便も19年3月から置き配サービスを始めるとしている。

   物流ベンチャー「Yper(イーパー)」が通販サイト利用者258人を対象にした調査では、58.5%が不在時の置き配を歓迎している。一方で、「他の住人にフルネームや電話番号がバレるかもという不安」「盗難が心配。廊下の壁がそこまで高くないので、雨にぬれてしまいそう」などと懸念点も出ている。

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