「3月1日からオンラインサロンはじめます」
2019年2月28日、インスタグラムでこう宣言したのはお笑いコンビ「品川庄司」の品川祐さんだ。既にクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」上に「シナガワえんためクリエイト」というプロジェクトページが立ち上がっているが、28日11時時点では「公開前」の状態となっており、反響のほどはうかがい知れない。
目標は「海外(アメリカ)で映画を撮る」
「オンラインサロン」とは月額会費制で、ネット上に展開されるコミュニティのことだ。なぜやろうと思ったのか、そのきっかけについて品川さんはプロジェクトページで
「YouTubeでフェイクドキュメンタリーや短編映画を作りたい、漫画の原作もやりたいと考えたときに仲間を集めたいと思った。集まってくれた仲間にも経験になるし、こっそりみんなでやりたい、そういう空間が欲しいと思ったからです」
と語っている。オンラインサロンでは「海外(アメリカ)で映画を撮る」ことを目指していきたいとあり、理由は「日本語の映画だと届く人が限られるため、より多くのひとに届けたいからアメリカ」。
肝心の活動内容については「Facebookグループを使っての品川との交流」、「Facebookグループを使ってのメンバーによる活動」、「不定期のオフ会開催」etc...と説明がある。そのほかにも
「品川が撮るMVなどのメイキングが見られる。(見せられる範囲で見せていきたい)」
「品川がオススメの映画を観てみんなでディスカッションする」
「脚本や監督を目指してる人がいるなら面白そうと思えば脚本を読むし、脚本や演出で困ればサロン内に相談することがあるかもしれない」
と記載があり、活動内容については柔軟に考えている様子が見て取れるが、「役者さんになりたい、映画に関わる職業を目指してるという人に、サロンに入ったら絶対に役や仕事がもらえるというような期待されるのは厳しい」という注意書きもあった。
気になる月会費は5000円。同じお笑い業界でオンラインサロンを展開している例として、お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣さんがいるが、「西野亮廣エンタメ研究所」の月会費は1000円。少しお高めの価格設定について品川さんはプロジェクトページで
「本気度を図るため。ちょっと話したいとか冷やかしたい人が入ってこないようにするためです」
と意図を明かしている。