「お互いのオリジナル性がなければ産まれなかった」
発表では、「映画のファンの皆様、関係者の皆様には、これまでご心配・ご迷惑をおかけいたしました事、心よりお詫び申し上げます」と謝罪するとともに、今回の合意によって、「今後の『カメラを止めるな!』に関連するプロジェクトについて、お互い協力し展開していく」と報告している。
最後に、関係者によるコメントも紹介されている。
和田亮一氏は、「上田監督、市橋プロデューサーや元劇団員と話し合いを重ね、お互いの気持ちを理解しあった上で本日を迎えることができました。この作品がたくさんの方々に愛され、多くの賞を受賞し、世の中に残っていく作品になったことを誇りに思います。そして同時に、これから先、共に創作をできるということを嬉しく思います」と述べた。
また、上田慎一郎監督は、「両陣営で冷静に話し合いを重ねた結果、『お互いのオリジナル性がなければ産まれなかった作品』ということで気持ちが一致しました。『カメラを止めるな!』を応援してくれているファンの皆さま、ご心配をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした」などとした。
今回の合意について、ネット上では、「よかった、これで見られる」「テレビ放映前に決着付けた感じかな」「これで今後の展開がやりやすくなりますね」といった声が出ている。
(J-CASTニュース編集部 野口博之)