抽選券を受け取れなかったファンへの球団の対処は?
球団の想定を超える人数が詰めかけたとはいえ、配布当日の警備体制は十分とはいえず、配布打ち切りという「失態」を招いた。当日は、抽選券を求めて遠方から駆け付けたというファンも多数おり、抽選券を取得出来なかったファンが球団関係者に詰め寄るシーンも。このような経緯のもと、上記の球団によるファンへの謝罪がなされたわけだが、抽選券を取得できなかったファンへの対処については一切触れられていない。
広島は入場券の販売方式をこれまでの先着順から抽選方式に今年から変更したばかり。シーズン1年分の入場券が3月1日と2日に販売されることから、この機会を失えば入場券を入手することは非常に困難で、インターネットでは転売とみられる入場券が高額で売買され社会問題化している。
抽選方式に変更になったことで、入場券の入手に悩まされてきた多くの広島ファンがわずかな可能性を求めて殺到したが、その可能性すらつかめなかったファンが続出。抽選券の配布を受けることが出来なかったファンはこのまま泣き寝入りしなければならないのか。また、遠方から来場したファンは球団に交通費や宿泊費を請求することが出来るのだろうか。J-CASTニュースは、「曙橋共同法律事務所」(東京・新宿区)の石田拡時弁護士に見解を聞いた。