目玉特集は「死後の手続き」 どの週刊誌も「終活バブル」状態に

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特集まとめたムックはアマゾン22位

   日本ABC協会の調べによると、週刊現代の18年上期(1~6月)の平均報告部数は、20万9025部。週刊文春(33万5656部)、週刊新潮(25万1403部)、週刊ポスト(21万1336部)の3誌に水をあけられている。だが、20位まで発表された1月の売り上げランキングの中にこの3誌の名前はない。「死後の手続き」特集で週刊現代だけ大幅に部数を伸ばしたとみられる。

   これらの雑誌の読者層の4分の1程度が65歳以上だ。この世代の親の世代は80~90代だとみられ、手続きや備えを急ぐという点で、需要にマッチした可能性もありそうだ。

   もっとも、こういった特集が「週刊誌」に載る必然性については議論の余地がありそうだ。2月15日に発売された書籍「週刊現代別冊 おとなの週刊現代 2019 vol.1 死後の手続きはこんなに大変です」(講談社 MOOK)を発売。2月26日18時時点でアマゾンの「本」全体のランキングで22位にランクインするほどの人気だ。

(J-CASTニュース編集部 工藤博司)

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