目玉特集は「死後の手続き」 どの週刊誌も「終活バブル」状態に

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

「死ぬ前に用意しておくこと」特集で売り上げ3割増

   比較的後発なのが週刊文春、サンデー毎日、週刊ポストの3誌だ。週刊文春は、2月7日号(1月31日発売)から「死後の手続き」「『葬儀』の手続き」「墓の手続き」などに関する特集を4週連続で掲載。サンデー毎日も、3月3日号(2月19日発売)から2週連続で「完璧な終活」と題した特集を掲載している。週刊ポストは3月8日号(2月25日発売)で「『一家に1冊』保存版大特集 親が『死ぬ前』『死ぬ後』の準備」とうたっている。

   なぜこれほどに「死後の手続き」特集が流行るのか。この背景には、やはり売り上げの問題があるようだ。日販がウェブサイト「ほんのひきだし」で紹介した19年1月の雑誌売上ランキング(冊数ベース)によると、「コロコロコミック 2月号」「週刊少年ジャンプ 2月号」といったコミック誌が上位にランクインする中で、10位にランクインしたのが「週刊現代」。最も売れたのが1月7日発売の1月19・26日の合併号で、巻頭大特集が「死ぬ前に用意しておくこと」。「昨年同時期と比較しても130%に迫る売れ行き」だという。

姉妹サイト